グローバル人材」カテゴリーアーカイブ

人は信念と共に若く、疑惑と共に老ゆる

 私の座右の銘とも言うべき言葉にサムエル・ウルマンの有名な詩がある。若い頃、会社の先輩から教えてもらって気に入り、手帳に書き留めていまでも持ち歩いているものだが、1994年12月1日の日本経済新聞『私の履歴書』に東洋紡の … 続きを読む

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「亥」は「ブタ」、「年俸制」は幻

今年の干支は「巳」(へび)である。年賀状にはその年の干支を描くのが習わしだから、今年の年賀状の絵柄を考えた人は苦労したに違いない。蛇の場合、リアルに描くのはまずいから、大体は可愛く描かれている。干支は「ね、うし、とら、う … 続きを読む

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社長の「年頭所感」と報酬の関係

今日は1月4日=2013年の最初のweekdayである。今日が本年の仕事始めというところも多いであろう。「仕事始め」ではしばしば社長から「年頭の所感」が示される。伝達の手段は企業の大きさ、事業所の展開度、従業員の数などに … 続きを読む

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日本語になったポルトガル語と語学の学習

 300年に亘る徳川幕府の鎖国政策。その日本文化への影響は計り知れないが、宣教師時代のポルトガル語がその300年の鎖国時代を生き残って、意外にも現代の日本語の中に少なからず残っていることを御存じだろうか(?)  カステラ … 続きを読む

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海外経験と「異質(heterogeneous)」を見る目

 ソニーの盛田昭夫を初めとして、国際派として知られた日本企業のトップ・マネジメントは以前からみられたが、1990年代に入ると日本企業においても海外経験のある人材や国際派の社長登用事例が目に付くようになってきた。日本のトッ … 続きを読む

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日本人の精神性とオリンパス問題

「あなたの宗教は(?)」…… 日本人の一番苦手な質問である。 海外慣れしている日本人なら、無難に「仏教」と答えるかもしれない。しかし、本心は違う。「葬式仏教」と言われるように、日本人の日常生活に仏教と触れる部分はほとんど … 続きを読む

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日本人の若者の「根性」とグローバル人材

 日本ではいま、「グローバル人材論」が盛んである。新聞、雑誌、テレビは勿論、ビジネス書や講演会、果ては「グローバル人材育成コース」なんて研修まで売出し中である。 「グローバル人材」という言葉に込められた意味は曖昧で、それ … 続きを読む

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解雇(終身雇用のイナーシャ)

 解雇というのは重大な経営判断を伴う問題であるが、その受け止め方というのは、日本と海外、米国とで大きく違う。 ひとつ分かり易い例を出そう。日本企業の海外子会社で、社長専用車の運転手を首にしたときの後日談である。ある日、そ … 続きを読む

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英語ができない日本人

 外国人が日本に来て最初に驚くこと、最も嫌がることのひとつは、ラッシュ・アワーの混雑である。まず、その押し合いへし合いの凄まじさに怯えてしまい、とても電車に近づけないという。更に、勇気を出して乗り込んでも、今度は隣り合わ … 続きを読む

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「グローバル人材」論が盛んな理由

 パリの街、横断歩道があろうとなかろうと、信号が青であろうが赤であろうが、人々は道を渡る。自分の目で見て安全だと判断すればその時にその場所で渡る。その代わり、そのリスクは人々が自分で背負っている。車を運転する側は、初めか … 続きを読む

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