月別アーカイブ: 2012年12月

パワーポイントと「書画カメラ」―アナログ技術の優位性

 半導体のテキサス・インスツルメンツがスマートフォン用の高性能半導体から撤退すると発表した(日本経済新聞、2012年12月13日)。企業経営の10年先を見据え、電子機器に欠かせない「アナログ半導体」を武器に、重さや傾きの … 続きを読む

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日本語になったポルトガル語と語学の学習

 300年に亘る徳川幕府の鎖国政策。その日本文化への影響は計り知れないが、宣教師時代のポルトガル語がその300年の鎖国時代を生き残って、意外にも現代の日本語の中に少なからず残っていることを御存じだろうか(?)  カステラ … 続きを読む

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海外経験と「異質(heterogeneous)」を見る目

 ソニーの盛田昭夫を初めとして、国際派として知られた日本企業のトップ・マネジメントは以前からみられたが、1990年代に入ると日本企業においても海外経験のある人材や国際派の社長登用事例が目に付くようになってきた。日本のトッ … 続きを読む

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日本人の精神性とオリンパス問題

「あなたの宗教は(?)」…… 日本人の一番苦手な質問である。 海外慣れしている日本人なら、無難に「仏教」と答えるかもしれない。しかし、本心は違う。「葬式仏教」と言われるように、日本人の日常生活に仏教と触れる部分はほとんど … 続きを読む

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「個人向けカスタマイズド・経営教育プログラム」

 社長(上司)と話していて、「今の言葉、知らない」と冷や汗をかいた経験はありませんか(?)  経営幹部の方、経営幹部候補生の方の個人のニーズに合わせた「経営教育(MBAレベル)」を「マン・ツー・マン方式」で行ないます。 … 続きを読む

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日本人の若者の「根性」とグローバル人材

 日本ではいま、「グローバル人材論」が盛んである。新聞、雑誌、テレビは勿論、ビジネス書や講演会、果ては「グローバル人材育成コース」なんて研修まで売出し中である。 「グローバル人材」という言葉に込められた意味は曖昧で、それ … 続きを読む

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「母の日」とグローバル・スタンダード

 イギリスでは母の日は3月である。3月に入ると、バレンタイン・デーのカードが並んでいた売り場には母の日用のカードがずらっと並び、それぞれ思いを込めてそれを母親に贈るようである。だが、母の日は日本では、5月の第2日曜である … 続きを読む

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イギリスの紅茶とブラジルの柿

 イギリスで初めてスーパー(Waitrose?)に入った時、「そうだ紅茶を買わなくっちゃ」と思いつき、売り場を探せども探せども、「紅茶売り場」がない。スーパーの中をぐるぐる回っているうちに気が付いたら、「紅茶」は売ってい … 続きを読む

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解雇(終身雇用のイナーシャ)

 解雇というのは重大な経営判断を伴う問題であるが、その受け止め方というのは、日本と海外、米国とで大きく違う。 ひとつ分かり易い例を出そう。日本企業の海外子会社で、社長専用車の運転手を首にしたときの後日談である。ある日、そ … 続きを読む

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